先日、4歳の娘を連れて久米島旅行に行った際のお話です。
私の娘は女の子ってこともあり、虫が苦手です。毛虫だけではなく、蚊が飛んでいても怖がって逃げていき蟻も見たら嫌そうによけて歩きます。
そんな娘なので虫がいたら近づかないようにしながら遊んでいたのですが。
旅行中レンタカーが借りれず、観光タクシーにて各名所を回っていた時のことです。
急に娘が「わっ」と驚いたので
私「どうしたの?」
と聞くと
娘「スリッパに蟻さんがついている」
と涙目でスリッパを差し出してきました。
タクシーの中ということもあり払ってもまたスリッパについたら泣くんだろうなっと思い ぷちっ とつぶしました。
すると娘が
娘「パパ、一寸の虫にも五分の魂だよ」
と言ってきました。状況が理解できず 私が「ん。。?」となると
再度 娘「一寸の虫にも五分の魂だから殺しちゃダメ」と言われました。
私「ごめんなさい」と謝ることしかできず。娘の成長に驚かされる日となりました。
そうやら家でやってることわざかるた
保育園で習ってきていることわざ教育の影響のようです。
次からは逃がしてあげることとします(笑)
ことわざ:「一寸の虫にも五分の魂」
意味:体長わずか一寸(約三センチメートル)の虫でさえ、その半分にあたる五分の魂があるという意味から。
弱者を侮ることへの戒めや、自分の意地を示すときなどに使う。
四歳でも、ことわざとその意味を理解でき、実践的に使えるんだ、
なんとなく驚きで、なんとなく感心した一日となりました。